胸に生るる矛盾をなだめ時かけて たそがれて失ふものを数ふがに 和菓子講座に皆勤賞を受くるわれ どて南瓜に日ぐすりと書く絵手紙が ふるさとは乗鞍なだり里山に 乗鞍の雲の上流るる即興曲 ふるさとは乗鞍なだり 四


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飼い慣らしゆく老といふもの 薬の包み仕分けしてをり 最年長なれば面映ゆきかな 背骨折りたる我を慰む 父母眠ります吾も還ります 奏者と聴衆溶岩に座して